子供の突然の怪我に対応できる?覚えておきたい自宅での応急処置方法

いつの時代も子供は元気いっぱいに体を動かすものです。
しかし、大人と比べてまだまだ判断能力が高くないので、ケガをしやすいという特徴があります。
お子さんがふいに怪我をして焦ったことがある親御さんも多いのではないでしょうか?
しかし、もしも思った以上に重度の怪我をしてしまったとしたならば、自宅ですぐに応急処置をする必要があります。
この記事では、そんな「子供の怪我などのために覚えておきたい自宅での応急処置方法」について解説していきたいと思います!
【自宅で起きやすい子供の怪我とその応急処置】
公園で遊んだりスポーツをしたりする時に比べれば、自宅にいる時間は安全なような気がしますが、意外にも自宅内での怪我は多かったりします。
LIXIL住宅研究所アイフルホームカンパニーが行った調査では、自宅で子供が怪我をしそうになったこと(ヒヤッとした瞬間)があるのは「74.9%」にも及ぶことが分かりました。
子供は大人と比べ注意力が高くなく、感情のコントロールも上手にできない為、テンションが上がり普段では絶対しないような行動を取ってしまうことも多いのです。
それでは、ここからは具体的にどのような怪我の可能性が高く、またもしも怪我をしてしまった時にどのような応急処置をすれば良いのかを挙げていきましょう。
【切り傷や擦り傷】

子供の怪我で圧倒的に多いのがこの「切り傷や擦り傷」でしょう。
自宅の中でも走り回ってしまうことが多いので、必然的に転ぶ可能性も高まり、切り傷や擦り傷を負いやすくなってしまいます。
傷口からの血の量が多いと親としても焦ってしまいますが、以下の手順で応急処置を行いましょう。
①傷口やその周辺を水道水で洗い流す
②消毒液を傷にたらし、滅菌ガーゼで押さえるように拭き取る
③傷よりも大きめの絆創膏を貼る(近年ではラップを傷口に当ててから絆創膏を貼る「ラップ療法」も推奨されている)
傷がかなり深い場合は、出血を抑えるために滅菌ガーゼをあてた状態で強く押さえます。
速やかに病院を受診しましょう。
【打撲や捻挫】
家の中でソファーから飛び降りたり、階段を駆け降りることが多い子供は、打撲や捻挫をすることも多かったりします。
その際は、以下のような手順で応急処置をしましょう。
①横になるなど楽な体勢を取らせる
②打撲や捻挫をした箇所にタオルや布を当て、氷などで冷やす
③包帯などで患部を巻き、固定する(患部を心臓より高く上げる)
基本的には早急に病院を受診した方が安心ですが、状態が酷くなければ1日~2日様子を見て、腫れが収まらないようであれば受診をした方が良いでしょう。
頭部や腹部、胸部を打撲した場合には、内部損傷のリスクがあるので必ず受診した方が良いと言えます。

【火傷(やけど)】
外出時には起きずに、自宅で起きやすい怪我と言えば「火傷(やけど)」です。
食卓に並ぶお茶や紅茶、スープなどを幼児や小学生が誤ってこぼしてしまったり、キッチンで料理をお手伝いしている時に火傷をしてしまうケースは多いものです。
電子レンジやオーブンの操作、お湯を沸かすケトルの使用時にも火傷をしてしまうことがあります。
①火傷をしたら、1秒でも早く流水で冷やす(10分程度)
②水で濡らしたタオルを患部に当て、氷などで冷やす
③火傷は痛みが長時間続く場合が多いので、アロエのジェルなどを患部に塗っておくのもおすすめ
ポイントとしては、長時間冷やしすぎないということ(凍傷になってしまうリスクがある)と、水ぶくれになったら潰さないことです。
また、重度のやけどで服が皮膚に張り付いている場合には、無理に剥がさずに水で冷やし早急に救急車を呼びましょう。
【骨折】
階段を踏み外したり転んだ際に、異常な痛がり方をしたり、「骨折しているかも」と思った際には、至急応急処置を行い、整形外科を受診するか救急車を呼ぶようにします。
①タオルや布を当て、上から氷などで冷やす
②心臓よりも高い位置に患部を上げて安静にする
③添木になるようなもので患部を固定する(きつく縛り過ぎない)
肩や腕、肘などを骨折した場合には、スカーフなどの布を使い三角巾の要領で腕を支えると、より完璧な応急処置だと言えるでしょう。
【子供への注意やしつけと同時に怪我を防ぐ環境作りも重要】
親であれば、口が酸っぱくなるほど子供に怪我のリスクの説明を日々行っているかと思います。
しかし、それでも子供は怪我をしてしまうことがあるものです。
親としては、注意喚起を継続していくと同時に、怪我を防ぐ環境を作るということも重要だと言えます。
・ドアに指を挟まないグッズを取り付ける
・仕切り板を利用しキッチンなどに入れないようにする
・階段には手すりを設置し、一段ずつ角にクッションを貼り付ける
・リビングや子供部屋などはマットを敷く
・手の届かない場所に包丁やケトルなどを置く
・お風呂場にも転倒防止のマットを敷く
このような工夫を行うことで、怪我のリスクを大幅に軽減することができることでしょう。
【まとめ】

今回は、「子供の怪我などのために覚えておきたい自宅での応急処置方法」について解説してきました。
・切り傷や擦り傷
・打撲や捻挫
・火傷(やけど)
・骨折 安全だと思っている自宅内でも、このような怪我が起こる可能性があります。
ぜひ応急処置の仕方を覚え、もしもの時に対応できるようにしましょう!!
☆———————————————————————————————-☆
家族全員の写真を残すならプロにお任せ!
出張撮影のおさんぽフルリ https://osanpo.st-fleuri.com/
カメラマンは女性のみ!カメラマンページはこちら
今すぐスケジュールをチェック!ご予約はこちら
☆———————————————————————————————-☆