子どもの笑顔を形に残す写真の撮り方とは?積極的に「ほめ写活動」をしよう!

気軽に動画撮影できる時代であるにもかかわらず、人々は昔と変わらず「写真」を撮り続けています。
写真はその時の環境や感情、声、愛しさなどが鮮明に思い出せるので、たった1枚眺めるだけでも心が温かくなるものです。
近年では、スマホのカメラ機能が向上し、一眼レフやデジタルカメラの画質により近づいてきています。
気軽に高画質の写真を撮れるのであれば、子供の様々な表情を形にして残しておきたいですよね。
この記事では、そんな子どもの笑顔を形に残す写真の撮り方について解説していきたいと思います。
子どもの写真を撮るタイミング

子どもが生まれ成長していく過程で、写真に残すべき行事がいくつもあります。
・百日祝い
生後100日~120日後に行う儀式。「お食い初め」とも呼ばれている
・1歳の誕生日
毎年の誕生日も記念ではありますが、1歳というのはやはり大きな節目となります。
近年では生後半年の「ハーフバースデー」を行う家庭も多くなってきています。
・七五三
子どもの記念日と言えば昔から「七五三」がですよね。
男の子と場合は数え年で3歳と5歳、女の子の場合は3歳と7歳に行います。
毎年の誕生日や前述した記念日は、ぜひとも写真に残しておきたいものです。
写真スタジオや写真館で本格的な写真を撮ってもらうのはもちろんですが、親が自分のカメラで撮っておくというのも、身構えていない自然な表情を残しておけるのでおすすめです。
褒められる写真の撮り方

自分の子どもを写真に残すとき、なるべく良い表情の写真を上手に撮りたいと思いますよね。
冒頭でも言った通り、近年はスマホのカメラ機能も向上しているので、慣れていなくても一定以上のクオリティの写真が撮れます。
しかし、ちょっとした工夫をするだけで、グッとプロっぽい写真を撮ることも十分に可能だったりします。
いくつかコツを挙げてみましょう。
カーテンを開け白い壁を背景にする
言えの壁紙が白いお宅がほとんどだと思いますが、子どもの写真を撮る際は思い切ってカーテンを全開にして自然光をふんだんに部屋の中に取り込みましょう。
そして、子どもを白い壁の前に立たせたら、あとは写真を撮るだけです。
「それだけ?」と思う人も多いかもしれませんが、たったこれだけでスタジオで撮ったような「プロっぽい写真」が可能となるのです。
連射機能を使う
子供の表情は本当にコロコロと変わるものです。
そんな様々な表情の中にベストショットはあるもので、1枚ずつしっかりと撮っているとそのタイミングを逃してしまう可能性が高かったりします。
しかし、「連射機能」を使うという方法を実践できれば、そういったベストショットを逃さずに写真に収めることが可能となります。
「1ショット1枚」という固定概念を取り除き、1ショットにつき3~4枚は撮るようにすると、良い写真がたくさん残せるようになるでしょう。
子どもの目線に下げてから写真を撮る
子どもの写真を撮る際、どうしてもカメラの位置が高めになってしまいがちです。
これは、大人の身長が高いのである意味仕方のないことだと言えますが、意識してしゃがみ子どもの目線までカメラの位置を下ろすだけでも、かなりクオリティの高い写真を撮ることができます。
「子どもを撮る際は猫になったつもりでカメラを構える」という意識がとても重要なのです。
子どもをあえて真ん中に写さない
大抵の場合、写真の被写体である子どもを真ん中にして写真を撮るかと思いますが、オシャレっぽさを出すために「あえて子どもを端に写す」というテクニックもおすすめです。
真ん中に写す技法は「日の丸構図」、端に写す技法は「三分割法」と呼ばれています。
試しに同じ被写体を「日の丸構図で撮る場合と三分割法で撮る場合」の2種類撮ってみると非常にわかりやすいかと思います。
写真のイメージは全く違うものとなり、三分割法の方が圧倒的にオシャレ感が出るはずです。
背景をぼかして撮る
一眼レフなどでは、被写体である子どもをくっきりと写し、背景をわざとぼやけさせる写真を撮ったりしますよね。
背景をぼやけさせるだけでグッと写真のオシャレ度はUPするものです。
「でもスマホのカメラ機能ではそんな写真撮れない」と思っている人も多いかもしれませんが、実はスマホでも十分にそういった写真が撮れるのです。
・被写体にカメラを近づける
・接写モードを使用する
・ピントを合わせられるアプリを使用する
・ポートレート機能を使用する
これらの方法で背景をぼやかせれば、一気にプロっぽい写真を撮ることができるのです。
「ほめ写」で子どもの自己肯定感を高めよう

写真はただ綺麗に撮って終わりではありません。
子どもの自己肯定感を高めるために利用することも可能なのはご存じでしょうか?
実際に写真を使って子どもの自己肯定感を高める「ほめ写プロジェクト」というものもあったりします。
ほめ写とは、子どもの写真を家の中に飾り、その写真を見ながら褒めてあげるという子育て習慣のことです。
「この運動会のかけっこ頑張ったよね」
「○○ちゃんが笑顔だからママもこんな笑顔になるんだよ」
このように写真を親子で見ながら子どもの頑張りや存在することの意味を教えることで、より自己肯定感を育みやすくなるわけです。
まとめ
今回は、子どもの笑顔を形に残す写真の撮り方について解説してきました。
・カーテンを開け白い壁を背景にする
・連射機能を使う
・子どもの目線に下げてから写真を撮る
・子どもをあえて真ん中に写さない
・背景をぼかして撮る
一眼レフやデジタルカメラの機能をフル活用して写真を撮れば、綺麗な写真が撮れますが、ここで挙げた方法であればスマホのカメラ機能でも十分にオシャレな子どもの写真を撮ることができるでしょう。
ぜひ子どもの頑張った姿や笑顔をたくさん撮って、ほめ写活動を行ってみてはいかがでしょうか?