初めて子どもを保育園に預ける際に注意することとは?

出産してからずっと自宅で面倒を見てきた我が子を保育園に預けるタイミングが来た時、上手く保育園に馴染んでくれるか心配になりますよね。
特に0歳児から3歳児までの乳幼児の場合は預けることに罪悪感を感じてしまうママさんも多かったりします。
しかし、近年では待機児童という問題もある為、預けられるタイミングでしっかりと預けておきたいという気持ちもあるはずです。
なるべく問題なく保育園に通わせるためには、どのような工夫が必要になるのでしょうか?
この記事では、そんな「初めて子供を保育園に預ける際に注意するべき点」について解説していきたいと思います。
まずは保育園に種類があることを知ろう
子どもを保育園に預けたいと考えた時、住んでいる市区町村に利用申込を行います。
しかし、冒頭でも挙げた通り現代では待機児童になってしまう可能性もあるのです。
そこで覚えておきたいのが、国が定めた認可基準をクリアした「認可保育園」の他に、「無認可保育園」というものがあるということです。
待機児童になってしまったからと言って、いつまでも自宅で面倒を見なければいけないのではなく、無認可保育園に預ける選択肢もあるわけです。
認可保育園では、一定レベル以上の保育が期待できるので安心ですが、無認可保育園は民間団体なので、その保育レベルもバラバラです。
その為、もしも無認可保育園に預ける場合には、事前にしっかりと見学をしたり、話を着ておくことが重要となります。
評判なども調べてみると良いかもしれません。
保育園に預けると決まってからするべきこと
認可保育園の申込が通ったり、無認可の保育園への利用が決まったならば、通う前の準備を行いましょう。
いきなり子供を預けてしまうと、高い確率で泣き叫んだり行くのを嫌がるなどの問題が発生してしまいます。
「保育園が楽しい場所であると声掛けする」
保育園に預ける前準備として、「保育園が楽しい場所である」と認識してもらうために声がけをしましょう。
・「お友達がいっぱいできるから楽しそうだね」
・「園庭には遊具がたくさんあるんだよ」
・「ブロックや積み木もたくさんあるよ」
・「お友達と一緒に美味しい給食も食べれるよ」
このように、前もって子供に保育園が楽しい場所であると認識してもらうことで、初めての保育園でもそれほど抵抗感なく通えるようになるはずです。
保育園用品は早めに準備

保育園の準備で気を付けるべきは子供の心の部分だけではありません。
実際に必要な物もしっかりと用意しておかなければなりません。
着替え一式や通園バッグ、帽子、スプーンセット、お昼寝用のお布団などはもちろん、以下のような物もしっかりと準備しておきましょう。
・着替えの入れる袋や布団を入れるバッグ、コップやスプーンセット、上履きを入れる袋
・ループ付きのタオル
・上履き
・おむつとお尻拭き
・食事用エプロン
意外と大変なのが、持ち物すべてに名前を入れなければならないという点です。
前日に気が付くとかなりきつい作業となってしまうので、余裕を持って書いておくようにしましょう。
最近では、服をもセットになっている「保育園グッズ〇点セット」のようにセット販売されていることも多いので、そういったものを購入すると手間が省けます。
また、グッズを子供の好きなキャラクターで統一するのもおすすめです。
好きなキャラクターのグッズが使えるという喜びによって、保育園への抵抗感が薄くなる可能性もあります。
慣らし保育を行う

慣らし保育とは、短時間の保育から始めて少しずつ保育時間を伸ばし慣れさせていく方法のことです。
一般的には最初は2時間程度で、徐々に時間を増やし1週間程度で通常の保育に切り替えます。
いきなり環境をガラッと変えてしまうと、子どもが拒絶反応を起こしてしまう可能性が高くなってしまうので、なるべくその環境の変化を緩やかにするのです。
もしも1週間程度でも精神的に厳しそうであれば、2週間程度に引き延ばすことも大事です。
預け始めは親が思っている以上に子どもの負担が大きいということを理解しましょう。
初めての保育園は泣くのが当たり前
初めて保育園に預ける際、かなり高い確率で子供が泣いてしまいます。
「ママー!ママ―!」と大きな声で泣き叫ばれてしまうと、心が苦しくなってしまいますが、「ごめんね」という表情を見せるのはNGです。
ほとんどの子供が初めての保育園ではなくものですから、かわいそうだと思わずに「後で迎えに来るからね」と明るく送り出しましょう。
迎えに行った時は、「ただいま」と声を掛けてギュッと抱きしめてあげましょう。
まとめ
今回は、「初めて子どもを保育園に預ける際に注意するべき点」について解説してきました。
・保育園が楽しい場所であると声掛けする
・保育園用品は早めに準備
・好きなキャラクターのグッズを用意してあげる
・必ず慣らし保育を行う
・預ける時に子どもが泣いても明るく送り出す
このように、初めて保育園に子どもを預ける際は、注意すべきことが多かったりします。
ぜひこれらのポイントをしっかりと理解して、できる限りの準備をしてあげましょう。